理想を形にするハーレーカスタム

カスタムしたハーレーでもノーマルパーツを保管する理由とは

ハーレーダビッドソン

ハーレーはそのまま乗っても十分に楽しめますが、自分だけのこだわりでカスタムを行うことも可能です。
カスタム専門のショップも多く、他には無い個性的なデザインに仕上がるのがハーレーの大きな魅力と言えるでしょう。

カスタムパーツを使用した場合、交換したノーマルパーツはそのまま保管することになります。愛車をカスタムしたらノーマルパーツは不要に思えますが、実際はカスタムハーレーに乗る人ほどノーマルパーツを大切に保管しなければいけません。
ハーレーも他の車両と同様に車検を受ける必要がありますが、カスタムしたままでは車検を受けられない場合があります。カスタムパーツのすべてが車検に適合するとは限りません。

車検を受けないと公道を走ることはできないので、カスタムパーツを取り外して元のノーマルパーツを取り付ける必要があります。ノーマルパーツはハーレーが販売されている時に使われている基本的なパーツなので車検の際は何の問題もありません。いつまでも愛車に乗り続けるならノーマルパーツの保管を忘れてはいけません。また、愛車が故障した時もノーマルパーツが必要になります。破損したカスタムパーツの代わりにノーマルパーツを使えば運転が可能です。むしろ、車体に余計な負担をかけないノーマルパーツの方が故障のリスクを大幅に軽減できると言えます。カスタムパーツは派手で華やかなデザインが多いものの、それだけ車体への負担が大きくなるのです。

ノーマルパーツは比較的地味なデザインなので、カスタムにこだわる人には物足りないと感じるかもしれません。しかし、品質が良く車体への負担も少ないノーマルパーツは車検や万が一の故障の際に役立つ、必要不可欠なパーツなのは間違いないと言えるでしょう。